「稼げる」ってなんだ

この前の記事で四つの円について、書きました。その中で「ITは稼げるのか」という疑問が出たので、もう少し考えてみます。

 

まず、稼げるとは何か。

この定義について特に言及せずに書きました。自分が考えてること書いてみます。

 

そもそも「稼ぐ」の辞書的な意味から。

1 生計を立てるために、一生懸命に働く。「骨身を惜しまず―・ぐ」

2 働いてお金を得る。「学費を―・ぐ」

 

思った通りの意味でした。笑

 

これの可能な形にすると「稼げる」となるわけですかね。でも、世間一般で言われる「稼げる」っていうのはこれとは少しニュアンスが違うような気がします。イメージは投入した資源(時間とか労力)に対して、コスパ良くお金が手に入るとか、単純に年収が高いといったような感じ?

 

 

僕なりの「稼げる」を言語化してみます。

 

1.具体的にどのくらい?


額にしてどのくらいなのかという話ですが、一言で言えば「同世代の平均以上」であれば「稼げる」になると考えています。

こんなの見るとわかりやすい。

平均年収ランキング2017(年齢別の平均年収) |転職ならDODA(デューダ)

 

IT/通信の技術系の年収について、全体平均と比較してくと…

20代:平均→346 IT→370 +24

30代:平均→455 IT→503 +48

40代:平均→541 IT→599 +58

50代:平均→661 IT→703 +42

 総じて平均より高いと言うことでよし。

 

「同世代の」と限定してるのは、職によって、収入の増加率が違うからです。 おそらく、時給換算したら1,2年目とかはフリーターでも正社員でもそう変わらない。それが歳を重ねていくにつれて、差が出てくるということです。

 

僕自身は人生でお金は必要なものだけど、欲しいものではないと考えている人です。

とか言ってたら、こんな話があると聞きました。

稼げば稼ぐほどハッピーになれるのは年収650万円まで、それ以上だと幸福感は収入に比例しない - GIGAZINE

 

これは要は、

「年に650万以上稼ぐようになったら、そのあとは年収増加と幸福度は比例しない」

という話です。

 

僕は人生を生きる上で、「幸せになるため」ということを大事にしてるので、これは興味深い話でした。

 

 

2.影響力の大きさ


 

僕は「稼げる」について、

「影響力の大きさ」

「圧倒的な専門性」

が大事だと考えています。と述べました。

 

影響力の大きさについては、保育士看護師の話とか話しましたけど、ITの影響力についてはどうなのかと。

 

ITの影響力。

 

これって、僕はすごいと思うんですよ。

一つは、ITは全ての領域をターゲットにできる。いまの非IT領域のすべてにITを持ち込むことができると思うんですよね。そういう領域にITを持ち込めれば、それこそ稼げる。そして基本的にITを絡められない領域はないのではと。ITを取り込むことで効率化を図ることができないことってないんじゃないかなぁ。風習的に"非効率を美とする"ところは別ですけど笑。

もしここは違うんじゃない?ってのがあったら教えてください!

あとは可能性という点。ここ数年のITの成長率たるや。。。FBとかTwitterとかそもそもスマホとか。誰がこんなものが生まれると予想したか。最近で言えば仮想通貨のブロッックチェーン技術とかもそう。この技術なんか近い将来、世間を席巻すること間違いなし()

まぁ語り始めたら終わらないからやめておきます笑(書くのが面倒な訳ではない←)

 

 

 

3.圧倒的な専門性


 圧倒的な専門性ということで、これはITだけじゃなくどんな領域でも言えます。その分野で圧倒的な専門性を持てば、市場価値は高まるし、〇〇と言えばこの人。というように代名詞を持つことになる。これは組織の中でも個人でも仕事をする上で強い。

では、ITの専門性に関して、相対的に考えてみます。僕はITにおける専門性は青天井だと思っていて、さらに言えば日々新しい技術が開発され、流行り廃りも激しく、学ぶべき領域が広いと感じています。流動性が高い?というのか、こんなに早く業界内で様々に入れ替わりが起きているということは、知識やスキルに関して常に高めていけるのではと考えます。そして、新人でもベテランと戦えるという部分もあるかと。というのも、技術の入れ替わりが激しいということは、新人でも新しい技術に関してはベテランと同じスタートラインにいる。その分野だけならベテランにも勝る可能性があると。逆にベテランは広く深く知識やスキルを身につけ続ければそう簡単に追いつかれることはないのかなとも。

よく10,000時間の法則(何事も1万時間やればその道のプロになれる)なんてのが言われてますが、これってそれを仕事にしてたらだいたい3〜5年くらい。ほんと業種によると思いますけど、こういう専門性をその業種の中で極めていける分野はあまりないのかなと。30歳とかになったら、仕事の進め方とかはまた別だけど、その分野への専門性はそれ以上高くならないことが多いみたいで。そこからはマネジメント力とかを付けていく。

 

例えば、極端な例ですけど、

スキル(専門性)Aがある業界と、スキルBCDがある業界で見たときに、マネジメント力がある30歳がどちらの業界に入りやすいかといったら前者。Aを身につければ周りに追いつける。ただ後者を選ぶとBCDが必要だから前者より3倍の時間が必要。みたいな。

あくまですごい極端な例です。実際もっと複雑ですよね笑。

 

とまぁ、稼げるということに関して僕が思う「圧倒的な専門性」というのは、「簡単に追いつかれないこと」といったところでしょうか。うまくまとめられてないですm(_ _)m

 

 

4.稼げる力

最後に一つの。ざっくりと言います。

その仕事で、一人でやっていけるか。

会社がなければ成り立たない仕事か。

これも稼げるという指標の一つに考えます。要は、独立してやっていけるかみたいな。いつ何時会社がなくなってもいいように。

こうやって煽られても、そんな滅多に起こることではないとは思いますが…

 

 

 

 

今回も拙い文章ですが、ご査収くださいm(_ _)m

 

ちゃお( ´ ▽ ` )ノ